中国本土外のアリペイ取引件数、香港が世界首位


中国本土の電子商取引(EC)最大手である阿里巴巴集団(アリババグループ)系で、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を運営するバ蟻金融服務集団(バ蟻金服、バ=虫へんに馬)によると、7~8月に本土外での支付宝の取引件数が最も多かったのは香港だった。小売店での支付宝の導入が進んだことなどを背景に、前年トップのタイを追い抜いた。小売り関連のニュースサイト、インサイドリテール・アジアなどが伝えた。

今年の夏季休暇シーズンには本土から何百万人もの旅行者が海外旅行に出かけた。このため、7~8月に本土外の実店舗で支付宝を使った取引件数は前年同期から3.6倍に増えた。国・地域別に見ると、2位はタイで、3位以降は韓国、日本、マカオの順だった。

取引件数の増加幅が最も大きかったのはロシアで、50倍以上に膨らんだ。サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の開催が押し上げた。

本土外での支付宝ユーザー1人当たりの平均取引額は43%増の2,955人民元(約4万8,000円)。世界首位はフランスで、1万1,386元に上った。欧州勢がトップ10の半数以上を占めた。日本は10位。香港は2,549HKドル(約3万6,200円)で、世界18位となった。

1970年代以降生まれのユーザーが全体の85%以上を占めた。

https://www.nna.jp/news/show/1808756