沖縄・ゆいレールの自動改札で「アリペイ」実証実験 中国人観光客向け

オリックスや中国電子商取引大手アリババ集団系の金融会社アント・フィナンシャル・ジャパンなどが、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の自動改札で中国人観光客向けに電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を使う実証実験を行うことが20日、分かった。国内の公共交通機関で初の試みで、効果を分析し他の鉄道会社でも導入を図る。

 中国で普及したアリペイはスマートフォンに表示した2次元バーコード「QRコード」を端末で読み取って情報をやり取りする。決済に一定の時間がかかり国内の自動改札では使われていないが、実験では高速の決済システムを導入する。

 実証実験は22日から7月20日までの約1カ月間行う。ゆいレールの自動改札はもともとQRコード式のため、アリペイ規格のコードが読み取れるようにすれば済む。関係者のシステムを結ぶ決済中継センターの構築を情報サービス大手TISが担当する。

 ゆいレールで実験する背景にはアリペイで改札を通り抜ける様子を日本人観光客にも見せて使い勝手をアピールする狙いがあり、関係者は「日本人向けにもサービスが広がるきっかけになれば」と期待している。
 
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180621/bsd1806210500006-n1.htm