国立美術館の施設で電子決済サービス「アリペイ」の取り扱いをスタート

インバウンド需要に対応するため、国立美術館は国立の文化施設としてはじめてアリペイを導入する。

独立行政法人国立美術館は、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立映画アーカイブ、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館の6つの美術館を設置し、それぞれの館の特色にあわせた活動を展開している。

 増加する訪日外国人に対するサービス向上のため、2017年から金・土曜日の夜間開館の拡充、作品解説や音声ガイドの多言語化(英中韓)対応などの取り組みを強化してきた。今回、新たにチケットの円滑な購入を目的として、オリエントコーポレーション(オリコ)と国立美術館は、国立美術館が運営する施設において、訪日中国人向け電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」の取り扱いを8月14日から開始する。

スマートフォンに表示された「バーコード」を専用端末機等で読み取ることで決済が完了する。
サイン・暗証番号入力は不要

オリコは、訪日外国人の旅行消費額の38.7%を占める中国人(※)のインバウンド需要を取り込むことを目的に、アリペイの日本での提供を2016年8月からスタートしている。アリペイのアプリ内には、アリペイ導入加盟店の詳細やお得な情報を調べることができる「DISCOVER」というツールがあり、スマートフォンの位置情報機能を活用した店舗情報(住所・電話番号・地図等)やクーポン情報の掲載サービスの提供により、集客の増加が期待される。

 国立の文化施設におけるリペイの導入は今回がはじめて。「東京国立近代美術館」に先行導入の後、「国立映画アーカイブ」、「国立西洋美術館」、「国立国際美術館」、「国立新美術館」へ導入する。

※出典:「訪日外国人消費動向調査 2018年1-3月期の調査結果(速報)」(観光庁 2018年4月18日公表)
https://moneyzine.jp/article/detail/215330