福岡の屋台でアリペイ・スマホ決済を市が実証実験

屋台でもスマホ決済 福岡市が実証実験

福岡市は16日、市内の屋台で非現金で決済できるようにする実証実験を始めた。10月下旬までに順次、新たに15店でスマホ決済の「楽天ペイ」などを利用できるようにする。非現金決済の普及を目指す市のプロジェクトの一環。各店舗は少なくとも11月末まで各決済を利用できるようにし、利便性などを検証する。

屋台での支払いをスマホ決済などで済ませられる実証実験を始めた(16日、福岡市)

 16日に「レミさんち」や「喜柳」など新たに3店の屋台で楽天ペイが利用できるようになった。このうちレミさんちでは、ジャクールが手掛ける中国のスマホ決済「アリペイ」も導入した。そのほかの店ではLINEペイや、ヤフーの「Yahoo!ウォレット」などが順次使えるようになる。

 今回の実証実験以前から、一部の屋台ではアリペイや楽天ペイといったスマホ決済を導入している。ただ依然として現金が主流で決済手段の選択肢は多くない。

 福岡市は6月、民間企業の実証実験を支援する事業で、キャッシュレス化に関する複数の事業を採択。博物館や動植物園など、公共施設での支払いをLINEペイでできるようにするなどしてきた。欧米や中国などに比べて遅れているとされる決済の非現金化を進め、訪日客を含む消費者の利便性向上や現金流通のコスト低減などを狙う。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3422474016082018LX0000/